ページ読み込み速度が遅いと、訪問ユーザーが不便に感じてしまいます。Googleなどの検索エンジンは、「検索ユーザーの満足度」を検索順位に反映させています。そのため読み込み速度の遅いサイトは、どんどん順位が低下してしまう恐れがあるのです。この記事では読み込み速度を改善する効果的な方法を解説します。
■画像を小さくするだけで効果が出る理由
ブログ記事のコンテンツには、主にテキスト(文章)と画像があります。画像はテキストより大幅にデータ量が大きく、すべて表示するまでに時間がかかることがあるのです。使用枚数が問題になることも多いですが、まず気を付けておきたいのが画像サイズ。サイズには「縦横などの大きさ」と「バイト数」という2つの意味があります。ブログ幅を明らかにオーバーしていたり、極端に高画質でバイト数が大きかったりすると、記事全体が一気に重くなるのです。
回避するためにはなるべく縦横の幅を小さくして、画質を落としましょう。なるべく綺麗な画像がいい、という方は便利なツールを使ってみることを推奨します。見た目の鮮明さを保ったまま、画像のサイズを小さくしてくれるツールが多数あるのです。ブラウザ上で利用できるものや、WordPressプラグインとして利用できるものもあるので、ぜひ活用してみてください。
■動きのあるサイトを見直すべき理由
JavaScript(jQuery)とは、サイトに動きを加えることのできるプログラム。このプログラムが、時にページ読み込み速度を低下させる原因になるのです。JavaScriptを利用することで、スライドインなどの動きを付けたり、高度なアニメーションを表示させることができます。
訪問ユーザーの満足度を高めるためにJavaScriptを利用していたとしても、それが読み込み速度低下に繋がっていれば本末転倒です。よほどの悪影響が出ているのなら、すぐに取り外した方がいいでしょう。「訪問ユーザーにとっての真の満足とは何か」を考えることで、自ずと効果的なSEO対策につながっていきます。