SEO対策を業者に依頼すると、その多くは被リンクを貼る事が中心となります。しかし、被リンクの多さがサイトの掲載順位を上げるとの保証はありません。
また自社のサイトとの関連性が薄いサイトのリンクを設定しても、そこから自社サイトを訪れてくれる確率は極めて低いと言えます。
しかも仮にリンク先から訪問してくれたとしても、その人の心に訴えることが出来なければ意味がありません。
そうしたSEO対策に、費用と時間を掛けるよりは、自社のサイトの充実を図ることこそ、最大のSEO対策であり、自分で出来るSEO対策なのです。
多くの事業者のサイトでは、会社の紹介やトップの考え方や、自社の製品やサービスの紹介をし、それで終わりと言うケースが少なくありません。
全国に名の知れた大企業なら、それでも閲覧者は沢山確保できるでしょうが、名の知られていない地域に根差した事業者のサイトでは、これだけで集客は期待できません。
そもそもネットにキーワードを入れて、チェックする人の目的とは何かを考えるべきです。多くの人が、地元の地域名と商品やサービス名を入れてチェックする場合には、何かを買いたいと思ったり、何かのサービスの提供を希望している人達です。
そういう人達に、月並みな会社のPRや、商品やサービスの紹介をしても、一べつして、次のサイトへと移動してしまいます。こうした目的を持った人をくぎ付けにする、商品やサービスに関する知識をサイト内にいかに沢山アップされているかが、そのサイトに留まる動機となるのです。
消費者は、お金を出して商品やサービスを購入します、それが高額になればなるほど、しっかりと知識を持って、正しい選択をしたいと考えているのです。
この欲求に応えるための関連知識を、サイト内のブログ形式等でコツコツをアップし続けることで、サイトの掲載順位を上げることが出来ると共に、訪れた人を自社のファンとすることが出来るのです。サイトを訪れる人が、潜在需要者であり、その心を掴む作業をしっかりと行う必要があるのです。
こうした参考記事をアップし続けることこそ、自分で出来る最大のSEO対策と言えるのです。